2007年11月27日

石田彰「立原道造を詠む」その4

さて十二分な検討会も終わり、いよいよ本番である。
二つのブースに分かれ、Iちゃんはディレクター席へ。
初のディレクター席に緊張の様子・・。

打って変わってテレビのモニター越しに映る石田さん。
表情はもう真剣そのものである。

さあ、最初の一文を読む・・・流石・・問題無し。
そう思っていたのであるが・・・しかし・・石田さんの
ほうは、少々納得のいかないような表情をしている。

こちら側としては、何も問題は無かったかに見えたのであるが
どうやら、ご本人としては、不満らしいのだ。
「理由は感情が入りすぎた。」

もう一度、朗読をしなおす。
今度は朗読らしく、さっきよりも淡々としている。
表現は抑えているし朗読らしい良い味に仕上がっている。

しかし・・また途中で止まってしまった。
「すいません、演じてしまいました。」との事。
そこで、また録り直す・・・。

滑舌が悪い訳でも無く・・・
イントネーションやアクセントが違った訳でも無く・・
「演じる」「演じない」の問題。

・・・・・ふと考える・・・どういう事だろう・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「そうか・・そういう事だったのか。」

次の瞬間、私にも理解できた・・。
そう・・石田さんのやろうとしていた事がである。
posted by アニアン at 09:00| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
運営ご苦労様です。久しぶりにお邪魔しましたところ、大変興味のあるお話。
石田彰さんのファンの一人としましては、このようにお仕事に対して真剣に取り組んでいらっしゃるお姿の記事を見ると嬉しくてなりません。
どのような朗読CDに仕上がっているのでしょうか、心待ちにしております。
Posted by eruta at 2007年12月06日 18:53
コメントに気付くのが遅くなりまして
レスが遅れてすみません。
コメントをありがとうございます。

発売までもう少々お待ちくださいませ。m(_ _)m

Posted by 村上恒一 at 2007年12月13日 13:36
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