2007年11月14日

石田彰「立原道造」を詠む その2

しかし・・言われてみれば・・納得もいく。
これは詩なのである・・論文では無いし、学術書でも無い。
まさに読む人の感性しだいである。

大事な事は詩の心を感じ・・そして感動できること。

そもそも詩とは、読む者の感性が働き合わさって
そこに初めて完成するのかも知れない。

しかし・・困った・・・本当に困った・・どうしよう・・
私と私のアシスタントのIちゃんは2人して思案にくれた。

いつも真摯な姿勢で仕事に臨まれる石田さんに対して
この事態を、いったいどのように説明しよう・・・。

さてさて・・どうしたものか・・・。
しょうがない・・正直に話すしかない。

そして当日・・最初のシーンに戻る。


 ここは新宿マウスプロ、アフレコブースにて・・・
私と制作担当のIちゃん、そして石田彰さんの3人は
頭をつき合わせ悩んでいた・・・。

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そう・・・実は案の定というか・・当然の事ながら
石田さんから詩の解説について諸々と確認された訳であり・・
それに対して「今回の詩に、一切の解説はありません。」
・・・・と、我々制作としては、事と次第について
正直に話したのである。

つまり、それで3人頭をつき合わせて悩んでいたわけ。
「はあ・・そういうことなんですか〜・・・・」
しかし・・いつまでも停滞している訳にも参らない。

ややあって・・石田さん・・

「解かりました・・そういう事情でしたら
しかたありませんね・・・頑張ってやってみましょう。」
「その代わり、朗読に入る前に時間をたっぷりください。」

つまり本番朗読にインする前に、全ての詩に対して、読み、
解説を全て検討して納得がいってから朗読に入りたい。
・・と、こう言ってくださっているのである。

勿論、石田さんは前以て、自分なりに詩の解釈や字の読み
などを、丁寧に確認・解釈してきてくださっており・・
だから本当は一応専門家の解釈と照合したかったに
違い無いであったろうに・・・・。

もう、大歓迎である。
こちらとしては時間なんて幾らかけてもらったって構わない。

[しっかり納得のいく仕事をしたい]

そういう石田さんの仕事に対する真摯な姿勢が本当に
嬉しく・・・「はい、幾ら時間をかけて頂いてもけっこう。
充分に納得して頂いてから録りに入りましょう。」

・・・という事で、今回ディレクション担当のIちゃん
(彼女も自分なりに研究してきていたようだ)と
石田彰さんの2人で、赫々云々と読みや解釈の確認に入る。

そして途中から私も多少なりとも検証に加わり・・
(あまり役にたたなかったかも知れない・・・(^^;;)
そういう具合にて・・・冒頭のシーンから繋がるのである。

石田さん・・自宅でもやってきてくれただろうに・・・
更にこんなにも時間をかけて更に検証してくれるなんて・・・
本当に嬉しい・・・そして 流石 の一言である。

・・・この話ここから先が真骨頂・・。
posted by アニアン at 17:43| Comment(7) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この前つたない文章でコメントしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。酔っ払いながらネットをやっていて、ここにたどり着いてしまいわけのわからない、かなり失礼な事を書いてしまいました。ここで聞きたかったのは、最近富野監督がスカウトしてきた声優の方が、評判が良いとよく聞くので、そちらでやられている対決シリーズで、朴ろ美さんと川村万梨阿さんでやって欲しいなというただのファンの要望です。本当にすいませんでした。
Posted by 某ロボットアニメ信者 at 2007年11月19日 03:37
企画を出した側が単に石田さんと仕事をしたいことから逆引きして出した企画だと思われても仕方ないですね。
事前の確認もろくにせず、声優さんにおんぶにだっこでは素人仕事です。
こんな内容を載せる事自体が自覚ないのかもしれませんが・・・。
本当にあきれました。
Posted by あきれました・・・ at 2007年11月19日 10:14
ブログに書かれた記事をどのように
解釈するかは、読む人の自由ですが・・
あまりに穿った解釈をされるのは
いささか不本意というものです。

ビジネスを抜きにした個人的感情や
事情で企画は出せませんし、そもそも
そのような余裕もありません。

ビジネスとしての事情では無くて
まるで個人的事情で仕事をやりとりして
いるかのような 書き方は、発注する者
に対してだけでなく、受け手側の
プロとしての石田さんに 対しても
いささか失礼ではありませんか?
Posted by 村上恒一 at 2007年11月19日 12:17
こちらの11/4付『「石田彰」入魂の朗読。』の記事を拝見して以来、続報を注目しておりました。
本日、先のコメントを読み、書き込みせずにはおれませんでした。

確かに昨今、ビジネスとして『売らんかな』とばかりに特典をひけらかし、ファン層をターゲットにしているかのような作品も見受けられます。
しかし、石田さんご出演に限らず、良質の作品は売れるものです。
『対決シリーズ』というステキな作品を生み出してくださったアニメアンテナ委員会さんを、私は支持します。

石田さんの朗読は、私のようなファンにとっては宝です。入魂の作品ともなれば、尚更です。
期待に胸を膨らませて、この朗読CDの発売を心待ちにしております。


ここで一つ、お願いを申し上げて宜しいでしょうか?
朗読CDには、朗読以外のものは合わせて収録しないで頂きたいのです。
余韻、感動に浸らせてください。
しかしながら、石田さんのコメントや感想などは、是非知りたいと思うのもファン心です。
初回特典でのCD2枚組などにしてくだされば、この上ない喜びです。
それが無理ならば、是非ブックレットに掲載してください。
それも無理ならば、HPやこのブログにおいて、紹介してください。
我が侭なファンですが、何卒宜しくお願い致します。
Posted by 紅龍 at 2007年11月19日 13:26
・・・と言う事は、私達は
石田さんの解釈なさったヴァージョンを聞くことができるってことなんですね!!
CDの発売がすごく楽しみです!!

唐突な書き出しで失礼いたしましたm(_ _)m
Posted by 猪鹿蝶。 at 2007年11月19日 21:12
記念館に挨拶に出向き製作の意図を伝え解釈をご享受願う、
という経緯から伝わるのはスタッフさん側の誠意です。その部分を読み取れず、
個人の嗜好で市場に流通するものが製作できると思っている子供もいるようですが、
紅龍さんと同じく私も今回の企画を心から支持・感謝いたします。
本文にあります秘話などはファンにとって大変嬉しいものでしょう。さらに詳しい経緯をこちらでご紹介して頂けるのも良いですが、やはりブックレットや特典CDに収録されるともっと感動的です。是非、リクエストします。^^;)
Posted by tayan at 2007年11月20日 04:07
皆様
コメントを本当にありがとうございます。
いずれ他の日の日記で、出来るだけ
皆様からのリクエストやご意見等に
応えるようにしていきたいと思います。

皆様の気持ちに応えまして、何故
私が自らのあたふたとした様子を晒して
まで、今回の事を書こうと思ったのか
その気持ちを今度書きたいと思います。

ありがとうございました。
Posted by 村上恒一 at 2007年11月21日 09:13
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