2008年12月03日

声優の一歩・ガヤについて・その2

・・で、どういう人達を集めるかというと、言うまでも無く
声優を目指している卵だとか・・これから売っていこうと
いった新人さんたちである。

こちらは人数のかかるガヤにまで、余分に金をかけたくない。
一方、新人さんたちにとっては、見学を兼ねてのガヤは
メッチャ勉強になる訳で・・まして滅多に無い機会である。

ワークショップは、お金さえ払えば、何度でも受けられるが
真剣勝負の本番に立ち会えるかどうかは、声優の卵や新人に
とっては、これは、もう めぐり合せなのだ。

そこに両者の都合というか益が合致する訳である。

ただ、その前にもう一つ大事な話があって・・
最近ではガヤにSEを用いる事が増えてきたという事。

これにより、わざわざ人を集めたり、ガヤを録る為に手間暇を
かけたり といった余分な労働が大幅にカットされた。
・・・しかし、そんな便利なSEも、良い事ばかりではない。

つまりSEはあくまでも汎用であって、個別の事情には
対応していないという事である。

例えば、駅前の雑踏なんてものは、どこでも似たようなものだし
加えて、何処何処の駅といった個別の指定が無い事が多く
殆どの場合はSEで事足りてしまう訳である。

しかし、ガヤといえばそういったものばかりではない。

例えば、今回録った「対決(バッテリー)」のガヤが良い例で
そこに、「三島〜」といった固有名詞への声援が必要だったり
「球が走ってるぞ〜」といった練習風景用のガヤが必要
だったりで、これは、どうしても人に集まってもらって
個別に指示の元にやってもらうしかない。

他にはメインキャストの芝居に反応してもらうガヤも
SEでは無理で、その場その場で音響監督の指示の元で
細かく芝居をしてもらうしかないのである。

  といった所で次回へと つづく。
posted by アニアン at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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